校内発表会
日時:4月26日(水)7限 会場:2年6組教室
発表者:3年6組代表者 参加者:2年6組
「中高生の科学研究実践活動推進プログラム」は生徒自らが課題を見つけ、課題研究を実施することをJST(科学技術振興機構)が支援する3か年のプログラムで、今年度は2年目です。
今年度の活動の中心となる2年6組に向けて、昨年度の活動の中心であった3年6組の代表者が昨年度の活動成果を発表しました。2年6組の生徒たちは先輩からの報告を聞くことによって、自分たちのこれからの活動がイメージできました。
第1回講座「研究テーマについて考えよう」
日時:5月8日(月)5,6限
会場:名古屋文理大学 図書館、C203教室
講師:名古屋文理大学健康生活学部健康栄養学科助手 山木克将先生
参加者:2年6組
事前に生徒たちが研究テーマの候補を挙げましたが、期間や費用などを考慮すると、テーマは「食品」に絞り込まれました。そこで、第1回講座は、食品について何をどうとらえるかを「味覚」に焦点をあてて活動しました。
@ 図書館の本で味覚について調べよう
まず、図書室の中から食品学の本で興味を持ったものを探しだし、その本を使用して「味覚とは何か」「味覚を生じさせる物質は何か」を調べました。味覚には甘味、酸味、塩味、苦味、旨味等があり、それらの味覚は食品に含まれる物質から生じるものであることが確認できました。
A「酸味」について考えよう
図書室から講義室に移動し、3つの班に分かれ焦点をさらに絞って「酸味」について考えることにしました。ブレーンストーミングで酸味について思いつく言葉を付箋紙に銘々書いて模造紙に貼っていきました。「レモン」「健康に良い」「疲れがとれる」「唾液がよくでる」等、様々な言葉が貼られました。KJ法で言葉を整理していくと、研究テーマが見えてきました。それぞれの班の研究テーマを以下のとおり決定しました。
1班:「酸味と唾液」
高齢者の誤嚥性肺炎を防ぐことに役立つかもしれない。
2班:「レモンの酸っぱさの秘密をさぐり、レモンをおいしく食べる方法を考えよう」
健康によいレモンをおいしくたくさん食べて健康になれるかも。
3班:「酸味と疲労回復」
バスケットボール部など運動部の疲労回復に酸っぱい食べ物を利用して、スポーツのパフォーマンス向上に役立てられるかもしれない。
高大連携講座(連携講座レポート)